MOTTOラフロをご覧のみなさま、こんにちは!
二輪メディア編集ライター兼、MOTTOラフロ ゲストアンバサダーのマスダケイコです。
先日公開された「ご挨拶」ブログでは、私が前のめりにゲストアンバサダーに立候補した理由、「Phoenixriseの焚き火台との出逢い」についてご説明いたしました。
↑こちらがその、PHR-TBG02 Phoenixrise フェニックスグリル3枚火床
今回はプライベートで訪れた千葉の某キャンプ場にて実際に火入れして、この焚火台の魅力に迫っていきます。
簡単に言うとこの「フェニックスグリル」、まさにPhoenixriseの「看板商品」と言っていい焚き火台です。
焚き火台としては最近トレンドになっている形状で、「収納時は軽量コンパクト。なのに展開すると大きく、安定して薪を燃やせる」のが特徴です。
現場についたら30秒で使える簡単さと精度が最大の魅力!
先日一目惚れして購入したフェニックスグリル、このGWに火入れ式を敢行してきました。
スペック的には11×193×316mmとなっていますが、体感的には「だいたいA4サイズでほぼぺったんこ」。
バイクでキャンプ場に持ち込みましたけれど、この形なら入れるところにまったく困りませんね。こちらが収納時の大きさ↓
見てください。この薄い収納袋の中に、焚き火台のパーツがすべて入ってます。
このコンパクトさ、ツーリングキャンプにぴったりなのがお分かりいただけるでしょう。
袋からパーツを出します。新品なのでピッカピカだよ!
左側がフレーム、右側が薪を載せる火床。収納状態は双方ぺったんこです。
そして、何より感動したのが「絶対に失敗しようがない組み立ての簡単さ」です。
これをどうやって焚き火台にするのかというと……
畳んであるフレームの脚を2段階で開きます。っていうか、開くだけです。
脚が下になるようひっくり返したら、アームを開きます。これも、開くだけです。
次に火床。フレームを展開したら、火床をセットします。
これも連結されたものが折りたたまれているので、パタンと開くだけ!簡単すぎる!!!!!
火床はびっくりするぐらい薄くてペラペラ。上から軽く指で押し込んでやると、たわみながらフレームにフィットします。
火床についている切り欠きが、こんな風にアームにはまっていればOK。↓
組み立ての簡単さが、ツーリングキャンプの自由度を高めてくれる!
組み立てには慣れも必要なく、初めてでも30秒で組み立てられます!
そう、これが私が一番感動したところ!
というのも私、フェニックスグリルを購入する前に、形状がよく似た別の焚き火台を使っていたんです。でも、その焚き火台はフレーム部分のパーツがバラバラになるタイプで、各パーツのバランスを取りながら組んでいかないとちゃんと形にならないし、焦れば焦るほどうまくいかない。だからいつも組み立てに手間取って、
「ムキーッ! 焚き火台の組み立て、面倒くさい!」
となっていたんです。
一方、フェニックスグリルはフレームが連結されていて、折り畳まれたものを展開するだけ。
簡単、というより失敗のしようがないし、これなら万が一キャンプ場への到着が遅れて、薄暗い中で設営をすることになっても迷わず組み立てられること間違いなし!
そういう意味でも、すっごく良い。
大きな薪でも安定して燃やせるフェニックスグリルで「焚き火」の楽しさに没頭しよう!
というわけで、早速やってみましょう。Let’s 焚き火!
私が買ったフェニックスグリルは、火床パネルが3枚組になっていて少し大きいタイプ。
火床の幅が482mmもあるので、キャンプ場で売っている薪(だいたい長さ45cm)の長さを気にせず、こんな風にそのまま燃やせます。
フェニックスグリルには、火床パネルが2枚組のPHR-TBG01もあり、こちらは展開した時の火床の幅が437mmです。ちょっとわかりにくいですが下の写真が前回ガールズバイカーの企画でお借りした2枚火床バージョン↓
脚の下には高さがあるので、火床の下で薪を乾燥させつつ火をいじることもできます。
※その際は延焼にご注意ください。
今回はひたすら薪を燃やすことを楽しみましたが、アームの大きさに合わせたグリルや焼き網、鉄板などがあれば調理にも活躍してくれそうです。
ちなみに、フェニックスグリルはアームを閉じてクッカーとして使用した時、重量のある鍛造鍋等を置いても使えるそう(約30㎏まで)。ただし、脚部分が確実に開いた状態+平らな地面に設置し、本体が安定した状態になっていることを確認してから使ってくださいね。
火床が大きく、薪をゆったり燃やせるフェニックスグリルは、薪を最後まで燃やしきる作業も、心地よく楽しめますよ!
キャンプギアは、試行錯誤をしながらいろいろなアイテムを試して、自分にとっての「ベスト」を探すのがひとつの楽しみ。
でも、ツーリングキャンプに連れて行く焚き火台に関しては、
「フェニックスグリル」こそが最適解じゃないかなぁ?
としみじみ感じた火入れ式なのでした。
純国産、高精度な焚火用品を生み出す「Phoenixrise」とは?
「Phoenixrise(フェニックスライズ)」は、青森県五戸町発の国産アウトドアブランド。
製造発売元である株式会社サンライズエンジニアリングは、もともと精密プレス金型の設計制作や、精密プレス部品の製造をB to Bで行っている会社です。
東北地方が東日本大震災で広く被災した2011年。インフラが遮断されみんなが不自由な思いをしている時、焚火の周りに集まって火を眺めているだけで不思議と気持ちが落ち着く…そんなことがありました。
それまでキャンプに全く興味のなかったサンライズエンジニアリングの赤坂社長でしたが、揺れる焚き火の炎を見て「あぁこれがキャンプの流行っている理由か」と感じたそうです。その経験がきっかけで「もしかすると自社の技術で高品質な焚火ギアができるのでは?」 と考えるように。
そして試行錯誤の末、2020年秋に「フェニックスライズ」を立ち上げた、というのがブランドの始まりだそうです。
現在では本業で培った技術をアウトドアジャンルの製品開発に惜しみなく注ぎ、アウトドア好きのエンドユーザーに向けて、精度が高く使い込むほどに味わいが出る『火を愉しむ』商品を多数製造販売しています。
「高精度が自慢の国産キャンプギア」ってところにキュンとする人、いませんか!? 私はします! ちなみにこのフェニックスライズの「二輪業界正規代理店」で、バイク乗りにピッタリなギアをセレクトし関東エリアで現品を展示販売しているのが「ラフアンドロード」なんだそうです。
お近くにいらした際にはラフアンドロード直営店でその質感と精度の高さを是非ご確認ください。
さて、次回はもうひとつ今回のキャンプで活躍していたこだわりのギアバッグ、RR9814 ラフコーデュラキャンピングボックス をご案内、どうぞお楽しみに。
以上、#青公式 マスダケイコ でした!