MOTTOラフロをご覧の皆様、こんにちわ、春の到来にワクワクしている北海道民、さすライダー(@SasuRider0420)です。
北の大地の長い冬が明けて、ようやく今年もバイクで走り出せるわけですが、それは僕の故郷の東北も同じでして、、、はい、実は僕、宮城県は仙台出身の東北人なんです。
今はあまりに北海道のイメージが付いてしまっているので「ネイティブ道民」だと思われることも多々あるのですが、要は故郷でも春が恋しいライダーだったわけです(東北も雪国です)
ってことで、今回は地元東北で春におすすめのツーリングスポットを5カ所紹介しちゃいますYO
※この記事は「平常時」の東北イチオシおススメスポット5選になります。
3月19日現在、首都圏の1都3県は21日に緊急事態宣言解除の方向に動いておりますが、仙台市は4月11日まで独自に緊急事態宣言を発令しました。今回のおススメスポットを訪れる際は事前に該当エリアの状況をご確認のうえ、医療機関はじめ訪問地の迷惑とならないよう良識ある行動と感染予防対策を前提の上参考にしてください。
1:宮城県屈指のさくライダースポット「一目千本桜」
春といえばやっぱり桜、そしてそれを見に行くライダーは「さすライダー」じゃなくて「さくライダー」です!
大河原町の「一目千本桜」はその名の通り、約8kmに渡って1,000本以上の桜が連なる、宮城県屈指の桜の名所で、天気が良いと残雪の蔵王連峰まで出現しちゃいます。
見頃としては4月上旬から中旬くらいで、それに合わせて「おおがわら桜まつり」も開催されますYO
期間中は結構な渋滞が発生する場合があるので、基本はバイクに乗りながらの桜鑑賞はお勧めできません、、、が!こういう桜スポットって、バイクを置く場所に困ったりしますよね?
だがしか〜し、ここはちゃんとバイクを置く場所が用意されているので、そこに安心して愛車を停めて、歩いてゆっくり桜を愛でることができますYO
あ、くれぐれも桜を見るより、お祭りの出店で食べてばっかり、、、いわゆる「花より団子」にはならないように注意して下さいね、、、帰りの燃費が悪くなりますよ?
2:雪の回廊とワインディング「鳥海ブルーライン」
山形県と秋田県の県境に位置する日本百名山「鳥海山」を貫く道がライダーに人気のワインディング「鳥海ブルーライン」です。
日本海から一気に標高1,150mまで駆け上がる豪快な道ですが、例年11月半ばくらいから冬季閉鎖となります。
そして、翌年の春、、、具体的には4月下旬頃に開通されるのですが、その時期は場所により「雪の回廊」が出現します!
ただでさえ日本海の絶景が拝める鳥海ブルーラインですが、そこに期間限定の雪の回廊もプラスされるわけですから、これはライダーとして行かない理由がございません(きっぱり)
ただし、雪の回廊があるということは、路面に雪が落ちている可能性もあるので、くれぐれも「攻めず、回さず、飛ばさず」を基本に、のんびりと景色を楽しみながら走りましょう。
ちなみに夜間はまだまだ凍結の可能性があるので、5月下旬頃まで17:00~翌朝8:00までは通行止めとなります。
3:盛岡冷麺の超有名店「ぴょんぴょん舎 稲荷町本店」
ツーリングの楽しみはズバリ「現地の美味しい食べ物」正直それ以外はどうでもいいYO、、、そんな僕が東北の春ツーグルメとしてお勧めするのが、岩手県の「ぴょんぴょん舎の盛岡冷麺」です!
岩手県には「わんこそば、じゃじゃ麺、冷麺」の三大麺なるものが存在しますが、その中で僕が一番好きなのが冷麺、そして一番美味いと思う店が「ぴょんぴょん舎」しかも本店ってわけです。
あ、ぴょんぴょん舎って、東京はザギンにもあるよね?って思ったそこのイケてるオフローダーさん、確かにそうなんですが、僕的には本店で食べてない人はオールモグリ認定なのでご了承を(きっぱり)
なぜ東北の春ツーグルメに「ぴょんぴょん舎 稲荷町本店」をセレクトしたかというと、東北は春が来ても場所によってはまだ雪があったり、路面が凍結していたりと、、、要は行ける場所が限られるのですが、ここは盛岡市内の幹線道沿いの店、つまりはバイクで問題なく行けるからです!
そして何より冷麺が激ウマなのと、焼肉も絶品過ぎるのと、駐車場と店舗が広くマスツー用途でも使えるからです(最後がやけに具体的なメリット、しかも春関係なし)
とにかく春の東北ツーリングで、口と胃袋を幸せな気分にしてあげたい場合は、愛車と岩手までぴょんぴょんしちゃいましょう♪
4:春にゲート開放!寒立馬に会いに行こう「尻屋崎」
ツーリングマップルで端っこを見つけると「ハァハァ」しちゃう、、、そんな端っこ大好きライダーにおすすめの場所が、青森県は下北半島にある「尻屋崎」です。
実はここ、通年行けるわけではなく、しかも行ける時期もキッチリと時間が決まっているタイトな場所で、だからこそ「端っこ魂」をそそられる場所なんです!
具体的には4月1日〜11月30日の指定時間内、つまりは春になったら行ける場所で、それ以外の時期は手前にあるゲートが開かない仕組みです。
※ゲート開放日時(4月1日~4月30日:8:00 ~ 15:45、5月1日~ 11月30日:7:00 ~ 16:45)
そもそも何故ゲートがあるのか?実は尻屋崎にはここにしか生息していない農耕馬「寒立馬」が放牧されていて、敷地外へ出ないように制限しているからです。
下北半島は北海道かそれ以上に冬が厳しい場所なので、寒立馬はそれに耐えられる大柄な体格の馬ですが、性格はまるで僕のように至って温厚なのでご安心を。
バイクで尻屋崎の敷地内を走っていると「普通に」道路上に寒立馬ちゃんが歩いているので、強烈な非日常感を味わえますよ!
5:気軽に寄れる!情緒溢れる共同浴場「飯坂温泉 鯖湖湯」
福島県にある「飯坂温泉」は、奥州三名湯に数えられる、歴史ある温泉街です。
そして、そこにある象徴的な共同浴場が「鯖湖湯(さばこゆ)」で、なんと朝6時から22時まで長時間営業していて、しかも入浴料が200円と本州では破格の金額です!
お湯の良さもさることながら、ライダー的には情緒溢れる外観をバックに愛車の記念撮影が捗るはずです(笑)
ここは東北の大動脈、国道4号線から10分くらいの場所にあるので、早春でも残雪や凍結リスクが少ないという意味で春ツー向きです。
ちょっと温泉でも入って行こうかな♪と気軽に立ち寄れる場所なので、ツーリングに行く前の景気づけに、帰りの疲れを癒すために、是非寄ってみてはいかがでしょうか?
バイクは「旧飯坂支所駐車場」が無料の観光駐車場になっているので、そこに停めて行くことをお勧めします。
まとめ:春は東北にレツゴ〜!
いやぁ〜、春ですね、待ちに待ったSpringですよ皆さん!
とにかくツーリングに行きたくて仕方ないと思いますので、今年は僕の故郷の東北なんて如何でしょうか?
雪国の春の訪れは、きっと日本人のハートに響くものがありますよ、、、ってことで、愛車と春の東北ツーリングにレツゴ〜♪