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意外と使える!?ライダーのためのネットカフェ宿泊ガイド

MOTTOラフロをご覧の皆様、こんにちわ♪

ビジネスホテルは「高級な宿」という認識の男、さすライダーです。

最近SNS上でいわゆる「ネットカフェ(漫画喫茶)」で宿泊するライダーが目立っていますが、ぶっちゃけ「実際どうなの?」って思いますよね。

そこで「本州ツーリングはネットカフェが定宿」の僕が、実はライダーと相性抜群のネットカフェ宿泊を解説しちゃいますYO

 

ネットカフェは「使える宿泊手段」です!

ネットカフェとは?泊まれるってどういうこと?

まずはネットカフェ(漫画喫茶)とは何ぞや?というそもそもの疑問にお答えいたします。

結論から言うと、ネットカフェは「時間制のパーソナルスペースシェアリングサービス」です!

そうです、実は「モノよりコト、所有よりシェア」の時代をかなり前から先取りしていたサービスなんです(だから人気は必然的)

具体的には入店〜退店までの滞在時間に対する課金制で、ブース(過ごす場所)によって料金が異なるシステムです。

 

ブースの滞在時間に対して課金されます

ブースは例えるならラーメン屋のカウンター的な、ちょっとした区切りがあるオープンスペース、それから壁で仕切られた半個室ブースがあり、一般的にライダーが寝泊まりするのは後者です。

つまり、例えば19時頃チェックインして、半個室ブースを確保、そこで朝まで過ごす(寝る)、翌朝チェックアウトする、、、端的に言えばこれがネットカフェ宿泊ですYO

 

オープンスペースでは寝れません(寝る強者もいますが)
半個室ブースで寝るのがネットカフェ宿泊

ネットカフェは大量の漫画の読み放題、それからドリンク飲み放題、半個室ブースなら専用PCと電源、それから高速フリーWi-Fi(館内全て)が利用料に含まれているので、朝まで滞在するにあたって何ら問題はありません。

僕がよく、というより多くのネットカフェ愛好家ライダーが利用する「快活クラブ(ネットカフェ最大手)」に至っては、なんと!シャワーまで利用料に含まれているので、ぶっちゃけ「部屋が狭いビジホ」と言っても過言ではありません。

 

漫画読み放題!
ドリンク飲み放題!
半個室ブースなら専用PC、電源あり

ちなみにPCからフードメニュー(有料)を注文することもできますし、ランドリーが備わっているネットカフェもありますYO

SO、つまり?自分専用のパーソナルスペースがあって、そこで寝れて、暇つぶしの漫画とネットコンテンツが大量にあって、好きなだけドリンクが飲めて、シャワーまで浴びれて、おまけにご飯も食える?、、、これすなわち立派な宿ですよね(ニヤリ)

 

ランドリーまであったりして

ツーリングにおけるネットカフェ宿泊のメリット

なるほど、ネットカフェに泊まれるってことは分かった!けど、なんでツーリングライダーに人気があるの?別にネットカフェ以外にも泊まれる場所はあるよね?、、、そこそこ、そこですよね?

これはもう、ネットカフェヘビーユーザーの僕が自信を持って断言しますが「予約不要で泊まれるから」です!

もうね、これです、自由気ままなバイクツーリングにおいて「予約不要」というパワーワードの破壊力の凄まじさ。

そうです、ネットカフェは24時間いつでも好きな時に入れて、出る時間も自由(滞在時間と料金を自分なり決めて)だからツーリング向きなんです!

 

予約不要でいつでもチェックイン

もう一つの大きなメリットは、これまたライダーが大好きなパワーワード「コスパが良いから」です!

あくまで店舗ごとに料金は異なりますが、基本的に半個室ブースに12時間滞在した場合で3,000円前後です(例:19:00チェックイン→翌日7:00チェックアウト)

しかもこの料金に前述のアレコレが含まれているわけです!どうです?控えめに言って神じゃないですか?

いや、それはね、もちろんグッスリ寝たいなら宿一択ですが、最近は宿の相場も上がってますので、少なくてもロングツーリング(宿泊日数が多い)では確実に予算オーバーなんですよね、、、から〜の、だからコスパに厳しいライダーはネットカフェを選ぶわけですYO

 

コスパが良いから使います!

ネットカフェ利用のコツ

ここまで読んだあなたは、きっと次のツーリングで絶対にネットカフェを探すと思いますが、あくまで純粋な宿ではないので、何点か押さえておくべきコツがあります。

まずはバイクの防犯対策ですが、基本的にネットカフェは幹線道路沿いにあることが多く、不特定多数の人が行き交う場所に朝まで愛車を晒すことになります。

なのでU字ロックでもワイヤーロックでも、盗難防止ガジェットでもなんでも良いので、必ず愛車に防犯対策を施しましょう。

 

僕は可能な限り地球ロックしています

次に荷物ですが、上記と同じ理由でパニアケースなどの施錠できる場所に入れたものを除いて、荷物は全て店内に持ち込むことをおすすめします。

なのでネットカフェ宿泊前提のツーリングに行く際は、バックパックなどの持ち運びしやすいバッグに荷物を入れるか、折りたたみ式のバッグなどを持っていくと便利ですYO

 

シートバックにもバックパックにもなる「RR9412:スクエアザック&シート」とかまさにネットカフェ向き

最後に、ぶっちゃけ初めの数回はほとんど寝れないと思います!

何故ならネットカフェは常時電気が点いてるし、空調の音とか周りの人の声や生活音、場合によってはイビキなどが聞こえるからです(快活クラブには防音の完全個室もあります)

なので「アイマスク、耳栓」は必須、それから可能であれば夏用シュラフを持ち込むとさらによく寝れます。

が、しかし、ネットカフェで寝れるか否かは経験による差が激しいので、何度か泊まるうちに自分なりの最適解が分かってきます(僕は熟睡の域に達しています)

 

快活クラブの完全個室は誰でも熟睡できます

まずは泊まってみよう!

もうね、世の中なんでもこれです!これができる人はこの先どうなっても生きていけます。

まずはやってみよう、泊まってみよう、寝てみよう、これです!合わなかったら次から使わなければ良いだけです。

少なくても「ネットカフェは予約不要でコスパが良い宿泊できる場所」というツーリングライダーが求める条件を満たしています。

キャンプ、ビジホ、ゲストハウス、健康ランド、そしてネットカフェも選択肢に入れば、あなたがツーリング先の寝床で困ることはなくなると思いますYO

 

そうだ、ネットカフェに泊まってみよう

動画でもネットカフェ宿泊を解説しています