MOTTOラフロをご覧の皆様、こんにちわ、さすライダーです。
北海道はそろそろ「バイクの冬眠」が近づいてきましたが、10月は短い秋を楽しめる絶好のツーリングシーズンでもあります。
ってことで、今回は全てのライダーが目指す場所、日本最北端「宗谷岬」に行ってきましたよ、しかも奥様の「G310R」でね!
ちなみにG310Rは若干荷物が乗せ難いバイクですが、それは次回の「積載編」で詳しく解説しちゃいますね。
1日目:砂川→留萌→苫前→初山別→遠別→天塩
今日から3日間は晴れ!この天気予報を信じて出発した10月の平日の朝、まずは自宅のある砂川から、日本海側の留萌まで走ります。
留萌までは交通量の少ない「国道275号線」無料高速道路の「深川留萌自動車道」を使えば1時間弱なので、たまにフラッと走りに行くこともあります。
ちなみにG310Rは単気筒エンジンですが、元々振動が抑えられている上に、振動緩和機能付きグローブ「RR8022:ツーリングアーマーグローブ」で快適そのものでした。
日本を代表するカフェ男子の僕としては、当然朝食はオシャンティな場所で食べたいので、留萌の海が見えるカフェ「ラ・ポーズ」さんでモーニングを頂き満足満足。
その後、海がキラキラしている「国道232号線(オロロンライン)」を北上するのでした。
オロロンラインはライダーに大人気の絶景ツーリングルートで、具体的には「国道231号線・国道232号線・道道106号線」の総称です。
道中には観光スポットあり、グルメスポットあり、温泉あり、そして記念撮影スポットありなんですが、ライダー的には苫前町役場にある「とままえだベア〜」と愛車との記念撮影がマストなので忘れずに(国道沿いなので分かります)
G310Rは燃費が「30km/L」くらいの高燃費なんですが、それに跨がる僕の燃費は非常に悪いので、、、初山別村のカフェ「TailWind」さんで早めの昼食タイム(さっきモーニング食ったばっかりじゃ?)
ここは村の情報発信拠点&コミュニティスペースの一角にあるカフェで、現在人口絶賛減少中の北海道にはこんな「町おこし的な場所」が他にも沢山あります。
近年はリモートワークが一般化してきているので、僕のように北海道に移住するライダーが「もっと」増えれば良いのにって思います(MOTTOラフロだけに)
さてさて、お腹が満たされたので、お次は大好きな温泉タイム!ということで、前から行ってみたかった遠別町にある、異なる2つの源泉を持つ温泉「旭温泉」にレツゴー!
早速G310Rと一緒に行ってみると、真っ黒な温泉と茶色い温泉が湧いていて、特に真っ黒な温泉はマジで黒くてビッくらこきましたYO
そしてなんと、夏はライダー限定の格安宿泊プランもあるみたいなので、来年はぜひ泊まりで行ってみようと思います。
美味しいご飯を食べて、気持ち良い温泉に入って、、、はい、その心は?「もう眠いYO」の一言です!
ってことで、初日の寝床はライダー定番のキャンプ場、天塩にある「鏡沼海浜公園」で決定です、僕はあまり距離を走らずまったり旅する派でございます。
ここは1泊500円で充実の設備、徒歩圏内に温泉とセイコーマートあり、そしてオロロンラインのハイライト「オトンルイ風力発電所」までバイクで10分の神ってるキャンプ場です。
2日目:天塩→豊富→稚内→宗谷岬→浜頓別
テントの中で目覚める気持ちの良い朝!さぁ〜今日も張り切って走りましょうかね、、、って、、、あれ?小雨ってるやん(汗)
確か天気予報では3日間晴れのはずでは、、、北海道の天気と女心、、、皆様も北海道ツーリングをする際は、決して天気予報を当てにしてはいけませんYO
、、、でも、ちょっと待てよ?仮に変わりやすい北海道の天気を攻略できたら、きっと女性も攻略できるかもですね(ニヒル系きらり)
まぁ、パッキングしてたら雨は止んだので、気を取り直して出発する僕とG310Rなのでした。
さてさて、今日は初っ端からウルトラスーパーハイライト、道道106号線にある「オトンルイ風力発電所」の登場でございます。
超デッカイ風車が約2kmに渡って続く、非日常感満載の景色を、ライダーなら一度はバイク雑誌などで見かけたことがあるのでは?
それがキャンプ場からたったの10分で行けちゃうので、本当に堪らんですね。
最初からハイライトを味わったので、既にお腹いっぱいな感じですが、2日目のテーマは「ハイライトの波状攻撃」なので、お次は一旦オロロンラインを外れて、豊富町にある「大規模草地牧場」へと向かいます。
ここは酪農が盛んな町、豊富町の超デカい牧場の中を貫くワインディングロードで、平日はもちろん休日でも「ほぼ交通量ZERO」のおすすめの道です!
オトンルイと大規模草地牧場、、、どちらも曇天でも素晴らしい道だったので、今日はもう終わっても良いんですが、、、それでもオロロンラインに復帰、から〜の稚内を目指して走ります。
秋の北海道ツーリングは本州の真冬の装備で!とブログやYouTubeで偉そうに語っている僕ですが、なんとその僕が今回夏ジャケットで来てしまったので(爆笑)だんだん寒くなってきました、、、せめてプリマロフトインナーを持ってくれば快適だったのになぁ(汗)
オトンルイより北のオロロンラインは、信号もガードレールもない、地平線まで続く道が稚内まで延々と続きますので、こちらも必見です!
ただし、雨の日は遮るものが何もないので、僕は素直にルート変更することをお勧めしますYO
オロロンラインで地平線が見える直線道路を満喫したら、いよいよ日本最北端の町「稚内」に到着です。
市内には「最北端の撮影スポット」が沢山ありますが、僕的には「道の駅わっかない(JR稚内駅併設)」に設置されている「日本最北端の線路」のモニュメントが一押しの撮影スポットです!
ちなみに道の駅のすぐ目の前には、稚内の老舗人気ラーメン店「たからや」があるので、名物の塩ラーメンを食べて幸せになりました。
さて、恐らくライダーなら稚内まで来て、日本最北端の「宗谷岬」に行かない人はいないでしょう。
ってことで、稚内から宗谷岬までは、快適シーサイドルートの「国道238号線」で40分くらいなんですが、僕は途中にある「宗谷丘陵」に寄るのが定番です。
道的には「道道889号線」で、先に行った大規模草地牧場のような絶景ワインディングルートが広がっています!
ちなみにこちら経由で行っても、宗谷岬までは一筆書きで行けるので、延々と海沿いを走るのも良し、宗谷丘陵に寄り道するのも良しです。
日本最北端「宗谷岬」全てのライダーが目指す場所は、、、意外とアクセスが簡単です(笑)
恐らく日本の四隅で一番楽にアクセスできるのは宗谷岬で、快適な道と広い駐車場には、ある意味拍子抜けしてしまうかもしれません。
ただし、何の変哲もない「日本最北端の地」と書かれたモニュメントを見ると溢れ出す「達成感」の強さはお約束します!
僕は今まで10回以上は宗谷岬に来ているので、大した達成感を得られず、、、でしたが、それでもやっぱり道北に来たらここは外せないです!
ということで、今日という日に満足したので、大好きな「クッチャロ湖畔キャンプ場」へ向かうとします。
宗谷岬からクッチャロ湖のある浜頓別まではバイクで約1時間、変化に富んだ景色が素晴らしいシーサイドルートです。
3日目:浜頓別→音威子府→幌加内→砂川
目覚めると本日も曇天、、、まぁ雨じゃないだけマシだろ!ってか今日は帰るだけだしね。
なんせ、浜頓別から伸びる「国道275号線」は、僕の住んでる砂川の隣町まで伸びているので、この道をただ南下するだけでOKなんです。
ってことで、まずは北海道を代表する難読地名の「音威子府(おといねっぷ)」を目指してレツゴー!
音威子府にある道の駅、その名も「道の駅 おといねっぷ(そのまんま)」には、食堂とカフェがあって、コーヒーが一杯150円で飲めるので、ツーリング中の休憩に最適です。
しかも、北海道特有の果物「ハスカップ」の羊羹が売っているので、これは絶対にゲットしておくべきですよ、奥さん?
お次は北海道で一番寒い場所にして、日本一の蕎麦の産地「幌加内」を目指して走る僕、それにしても寒い、なまら寒い、、、(北海道の10月は本州の真冬です)
途中、東京ディズニーランド約30個分という意味不明な大きさの人造湖「朱鞠内湖」を見て、幌加内の蕎麦の名店「霧立亭」に到着。
ココのおすすめは蕎麦の実が入った蒲鉾を天ぷらにした「そばかま天そば」で、僕はこれが超大好きですYO
美味しいご飯を食べたら、お次は美味しいデザートを食べないといけません!
ということで、霧立亭からバイクで10分くらいの場所にある「道の駅 森と湖の里ほろかない」で、地元の高校生が開発した蕎麦ジェラート「いつもそばに(座布団5枚!)」をペロリ。
蕎麦の渋い味わいが、不思議とジェラートにベリーマッチングー!です。
ジェラート食べたら今回の旅に満足したので、あとは道なりに家に帰るだけ、、、もっとG310Rと旅を続けたいけど、これはあくまで奥様のバイクなので、予定通りに帰りましょう(3日間のレンタル契約をしています)
ということで、G310Rで行く秋の道北ツーリング、これにて完結となります、めでたしめでたし^ ^
次回予告:G310Rって荷物積めるの?キャンプできるの?
G310Rはカッコ良いけど荷物が積みにくい、、、という難点がありますが、今回使った「スクエアザック&シート」と純正トップケースを組み合わせれば、全然キャンツーに行けちゃいます!
なので、G310Rのようなストリートファイター系マシンに乗っているライダー、そしてトップケースとサイドケースが当たり前のBMWライダーは、次回の積載編をお楽しみに(最高のきらり)
MOTTOラフロをご覧の皆様、どもです、さすライダーです。 今回は前回の記事「秋の道北ツーリング」で「どうやってG310Rにキャンプ道具を積載したのか?」を解説していきます。 G310Rは正直荷物が積みにくい系のバイクですが、実[…]