ライダーの悩みの種である、冬の寒さ。特に12~2月にかけては身体が凍りそうなほどに冷たい風との戦いが待っており、厳しい寒さと闘うためには防風・保温性に優れたライディングウェアが必須です。
私(高木はるか)が相棒に選んだのは、ラフアンドロードさんの超・心強い防寒ウェア「N-3BRプリマロフト®ウィンタージャケット(RR7750)」。
今回の記事では、実際にツーリングに出かけて感じたN-3BRプリマロフト®ウィンタージャケットの好きなところを大発表しちゃいます!
デザインがカッコいい!
ラフアンドロードさんには2023年12月現在、10種類のウィンタージャケットがあります。その中でなぜN-3BRプリマロフト®ウィンタージャケットを選んだかというと…
一番の理由はカッコよすぎるデザインです!
バイク専用品としての使いやすさと安全性を備えながらも、ワイルドなミリタリーテイスト。表に出た4つの大きなボタンがアクセントとなってチャーミングな印象も感じられます。
原型となったN-3Bは、アメリカ空軍で開発されたナイロン製のフライトジャケット。寒冷地での使用を目的として作られたため、まさに真冬のバイクにはうってつけなデザインですね!
抜群の防風性能
もちろん優れているのは見た目だけではありません。冬のライディングジャケットとして一番大切な要素のひとつ、防風性能も抜群なのです。
一番風を受けやすいフロントファスナーは、前立てが二重になっています。
前立ては面ファスナーでピッタリと閉じられるため、実際にバイクで走ってみても隙間風はほとんど感じられません。
裾からの吹き込みは、スナップボタンで付け外しできるストームガードがシャットアウト。
袖からの風は、手指までカバーしてくれるインナーと手首部分のタブでシャットアウト。(タブは手首、肘、二の腕付近の3ヵ所についています)
首元もピッタリと閉じることができるし、表地も風を通さない素材で作られており、風の入り口すべてにしっかりと防風対策がしてあります。
…と、ここまではウィンタージャケットの機能としては優秀ながらも一般的。ラフアンドロードさんのジャケットが唯一無二で優れているのはここからです!
暑い時には外気を取り込めるベンチレーションが、腕と背中に付いているのです!
ひとたびツーリングに出かけると時間は長く&標高も幅広く、1日の中でめまぐるしく気温が変わります。その上最近の冬は、0度付近の凍えるような日があったかと思えば急に20度近くまで暖かくなるような、ジェットコースターみたいな気候が続いています。
そんな中では防風性能+ベンチレーションの組み合わせが最強!
また後述しますが、ラフアンドロードさんのジャケットはすべてインナーの着脱が可能なので、本格的なウィンタージャケットでありながら、秋~春にかけての様々な気候の中で使える優れものなのです。
プリマロフトのインナーが暖かい!
冒頭で「厳しい寒さと闘うためには防風・保温性に優れたライディングウェアが必須」と書きました。つまり、ラフアンドロードさんのジャケットは保温性能も素晴らしいのです!
その秘密は、商品名にも入っている「プリマロフト®」。
プリマロフト®とは、米国のAlBany社により米軍向けの中綿素材として開発された、超軽量最高の保温性能、撥水性、イージーメンテナンス性を兼ね備えた超微細マイクロファイバー素材。軽い・暖かい・へたらないの3拍子がそろったダウンを超える中綿なのです!
その性能は私自身すでに実感済みで、先日ツーリング中に日が暮れて-1度になってしまった時も「ちょっと寒いなぁ…」というぐらいの感覚で、全然へっちゃら。
ちなみに2023年1月の記事でご紹介した、「WSプリマロフト®ポーラージャケットFP(RR7693)」のインナーもプリマロフト®です。
この写真は、国内最上級の極寒ツーリングとして有名な「年越し北海道」でのワンシーン。
結論を言ってしまえば、「プリマロフト®のインナーが使われているラフアンドロードさんのジャケットを着ておけば、国内の冬ツーリングで困ることは絶対にない!」…と言い切ってしまってもよいと私は考えています。
ちなみにプリマロフト®のインナーは、スナップボタンとファスナーで簡単に着脱可能です。
インナー単体としても使用できるので、ツーリング以外の真冬のお出かけの際にコートの中に忍ばせておけば、最強防寒装備として役立てることができますよ!
防寒パンツも優れもの!
ここまでジャケットばかりをご紹介していますが、パンツの防寒性能だって負けていません。私が選んだのは、デュアルテックスウインターカーゴパンツルーズフィット(RR7726LF)。
中綿にはウォームマックスが使用され、デザインのスマートさと動きやすさがお気に入りです!
万が一の転倒の際に打ちやすい膝と腰にプロテクターを装着可能、運転の妨げにならないのに丈夫な生地、引っ張る力がかかりやすい股付近に縫い目がないなど、安全性と耐久性が考えられている点はライディングウェアメーカーならでは。
そして個人的に有難いのは、面ファスナーでウエスト周りの調整ができる「ウエストアジャスタブル」の機能。
私は腰回りが大きい体形なので、コレがあるとないとではパンツのフィット感がまったく違います。ベルトも不要なので、特に脱ぐものが多い冬のトイレはかなり楽ちんになりますよ!
真冬に向けて準備万端!
ジャケットもパンツも、まだまだ機能がたくさんあってご紹介しきれないほど。
例えば用途に合わせて使い分けられるたくさんのポケットや、ジャケットの腰回りを調整できるアジャスターとファスナー付きの三角マチ、パンツのずり上がりを防止するアジャスターなどなど…。
詳細はそれぞれの商品ページで紹介されているので、気になる方は是非チェックしてみてくださいね。
筆者の自宅周辺では、12月初旬の昼間の気温は2~15度ほど。10度以上の寒暖差がありますが、どんな時でも楽しく快適にツーリングができています。
年が明けると2月に向けてもっと寒くなるはずですが、むしろどれぐらい耐えられるのかが楽しみ!心強いウェアとともにこの冬を走り抜ける予定です!