ラフ&ロードが配信するWEBマガジン「MOTTOラフロ」           商品レビューからキャンプ、ツーリングネタなど、バイクで楽しむ様々な事を配信していきます。

究極のスタッキングギア登場!フェニックスグリル&テーブルのセット使いが便利すぎ!!

みなさん、少々久しぶりにこんにちは! “青公式”ケイコです。

Mottoラフロ ゲストアンバサダーに就任させていただいてから、キャンプのテーマを中心に記事を書かせてもらっています。今回の記事もキャンプネタでお送りします!

わたくしケイコにとって、キャンプは一人ではなく、一人息子と一緒に行く「親子キャンプ」がお決まりのパターン。なので、二人分の荷物を持っていかなくてはなりません。

バイクキャンプの場合、当然一台に二人分の荷物を積載することに……実際にキャンプをしている方には、これ、結構ハードルが高いって伝わるのではないでしょうか?

(言うて、今年中学生になった息子はぐんぐん体が大きくなり、そろそろタンデム親子キャンプには物理的に限界が見えてきているのですが……息子、早く16歳になって免許取ってくれ!)

 

 

親子キャンプの基準は、軽量コンパクト&スタッキング収納のギア選び!

親子タンデムキャンツーが基本の、私のキャンプギア選びは「とにかくひとつひとつが軽量コンパクトで、仕舞いがかさばらないもの」が基準になっています。

マットは二つ折りにして収納時の長さが出ないものを。シュラフは小さく畳めるダウンを使い、さらにコンプレッションキャップで圧縮します。

調理ツールは細かいものが多いため、下手にあれもこれも持っていきたくなってきりがなく、ツールのチョイスと収納に迷い続けていましたが……RR9814 ラフコーデュラ®キャンピングボックスを手に入れ、「調理まわりのツールはここに全部まとめて、ここに入る分だけを持っていく」というルールを作ってから、ツールの選択&収納に迷いがなくなりました!

バーナーやクッカー類は基本スタッキングできるものを選び、点数も絞り込みます。

もちろん、各クッカーの中には無駄なく食材等をパッキングしています。

ラフコーデュラ®キャンピングボックスについては、以前書いた記事がありますのでぜひご参照ください!

キャンプビギナーこそ使うべき!お気に入りキッチンをそのまま野外へ持ち出せるスマートボックス

そして焚き火ツール。
これまた道具選びが悩ましいコンテンツです。

小さすぎる焚き火台だと、いざ燃やす段で薪の取り回しが不便だったり、一見使いやすそうに見える焚き火台でも、組み立てが案外面倒だったり。

あと、焚き火って焚き火台だけではできない(当たり前)なので、火ばさみやら鉈やら、関連ツールが増えてうまく収納できないのが悩みの種でした。

そんな時に出会ったのが、Phoenixriseの「フェニックスグリル」です。

収納時は、ぺたんこの薄い板状。
組み立てにも一切手間はなく、畳まれたパーツをただ開いて、火床を載せるだけ。

もし、薄暗くなってからキャンプ場についても、この焚き火台なら1分で組み立て、即焚き火が始められます!

フェニックスグリルについても、以前書いた記事があるのでぜひご覧ください!

軽くて薄くて組み立て簡単→これぞバイクキャンプ用焚き火台の最適解!フェニックスグリルに火入れしました!

ラフコーデュラ®キャンピングボックスとフェニックスグリル。
どちらも、私にとって欠かせないキャンプギアになりました。

そんな時です。スゴいネタが飛び込んできたのは!

えっ、ナニコレ!?
フェニックスグリルとスタッキングできるテーブルですって?

収納時、まとめて一枚の板になるってこと? これ、絶対欲しい!!!!

 

「フェニックスグリル」ユーザーは全員買うべし! 必携オプションと呼びたい「フェニックスグリルテーブル」

「焚き火台と完全スタッキングできるテーブル」というあまりに引きのあるアイテムゆえ、フェニックスグリルテーブルは話題になり、初期ロットが即完売する事態に。

ジレジレしていたケイコでしたが、夏頃になんとか手に入れることができました。やたっ! そして猛暑がようやく終わりを告げつつある先日、シェイクダウンキャンプに出かけてきましたのでその様子をご報告します!

久々だからバイクで親子キャンプに行こう! と決めて、手持ちのツールをガンガンスタッキング収納。あとは荷物を愛車のMT-07に積み込むだけ!

となった時点でまさかの豪雨!!

諦めが早いですが荷物をそのまま四輪に移して、オートキャンプに切り替えました(号泣)

収納時の薄さ20mm!!―フェニックスグリルテーブルのいいところ①

まずは大前提のお話。

フェニックスグリルテーブルは、焚き火台のフェニックスグリルとセットで使うと便利にできています。

フェニックスグリルは「収納時、ぺたんこの薄い板状になる焚き火台」
フェニックスグリルテーブルは、「畳んだ状態のフェニックスグリルにぴったり重ねてスタッキング収納できるテーブル」です。

どういうことかというと……。

こういうこと。
厚さ20mmありません!

これで、焚き火台とテーブルがスタッキングした状態です。
嘘ぉ!って思うでしょ? 嘘じゃないんだな、これが。

フェニックスグリルと一緒に使うことを前提にして設計されたからこその、見事なシンデレラフィットです。当然ながら、仕舞いは超コンパクト。テーブルを別に持つことを考えると、本当にびっくりするぐらい荷物のかさが減ります。

組み立て10秒!―フェニックスグリルテーブルのいいところ②

では次、組み立て行きましょう。

板状にスタッキングしていたフェニックスグリルとフェニックスグリルテーブルから、テーブルを外して……

(見た目そっくりなので分かりにくいですが、上に載ってる2点がグリル、下になってるのがテーブルです)

左右に折り畳まれている脚を開く。
以上、終了。 

上で「組み立て10秒」って書きましたけれど、正直言って一瞬です。
ちなみに、脚は2段折りになっていて、全部展開するとテーブルの高さが変えられます。便利。

フェニックスグリルは、さすがに「足と腕を展開して台を作り→火床を開いて→台に火床をセットする」というステップを踏むのでもう少し組み立てに時間がかかりますが、それでも1分かからないぐらいで完成します。楽すぎる。

 

細かいところも便利です―フェニックスグリルテーブルのいいところ③

焚き火台とテーブルが組み上がりましたので、早速キャンプ飯&ファイヤーまいりましょう!

あ、テントは一番最初に設営済です。

この日は調理用&食事用の2テーブル体制で臨みまして、調理中の様子こちら。

フェニックスグリルテーブルは脚を2段目まで展開し、高さを出して使っています。テーブルを高くすると、調理中前屈みにならなくていいので楽なんですよね。

あと、そんなこと? って思われるかもしれませんが、天板まで金属製というのがすごくいい。

今回、バーナーひとつで調理したのですが、作業の途中でクッカーを入れ替える時、バーナーからおろしたての熱々のクッカーを躊躇せずテーブルに置けるからです。

(キャンピングテーブルには、天板が布で覆われてたり樹脂製だったりする物がありますが、耐熱性がないので使用時けっこう気を遣います……)

あと、テーブルの四方に刻まれたスリット。
そういうデザインなので? と思いましたが……。

シェラカップやトング、スティック類など、細かいツールを引っかけられます。

ツールから手を離す時、テーブルに引っかけておけば「えっ、あれどこ行った?」がなくなりますよ!(紛失物大王ケイコ語る)

そんなわけで、フェニックスグリルテーブル、超おすすめです。
グリルを持ってない人は、ぜひセットで買っていただきたい。

巷にはもっと安価な焚き火台やテーブルはいろいろありますし、価格重視で選ぶのもひとつの考え方ですが、精度や使い勝手を考えると、「フェニックスグリル」「フェニックスグリルテーブル」には、価格以上のお値打ちがあると実感しているキャンプギアです。

 

ツールの仕舞いのよさで、キャンプのQOLが爆上がり!

さて、親子キャンプも子どもが中学生になると、作業を分担する楽しみがありまして。

我が家は焚き火を息子が担当してくれます。
もっと小さい頃から少しずつ手伝わせて、いまでは薪割りも火熾しもなかなかサマになってきました。

火にふれる機会が少ない現代っ子、学校で理科の実験をするとき、マッチを見たことがない、火を点けられないという子もいるそうで、マッチ着火できる息子はそれだけで鼻高々だったとか。

子どもを「お客さん」扱いせず、日常生活の中でふれられない様々な経験を積ませる。
親子でそれぞれの役割を分担するキャンプっていいものだなぁと思ってます。

ケイコ「チルいわ……今回のキャンプ、最高じゃね?」
息子「………母ちゃん、無理に『チルい』とか若者言葉使わないでくれる?」

 

明けて翌朝、撤収タイムです。
灰の片づけをしたらテキパキと元通りぺたんこの状態に戻していきます。

フェニックスグリル&フェニックスグリルテーブル、翌朝の撤収ももちろん爆速でした!

この快適さ、みなさんもぜひ味わってくださいね。
きっと、いつものキャンプのQOL(クオリティオブライフ)が爆上がりすること、間違いなしです。