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セロー225 ツアラー化計画 Vol.1 -快適小技カスタム-

MOTTOラフロをご覧の皆様、こんにちわ♪

この度、新しいおバイクを手に入れてしまった男、さすライダーです(@SasuRider0420)です。

え?マジで?、、、そうなんです、真面目な話でマジなんですよね、、、ってか、そろそろマシン名を言っちゃっていいですか?

それは!令和生まれの最新技術を満載したマシンに、真っ向から「逆らう」超絶アナログマシン「YAMAHA セロー225」でございますYO

 

REIWAにSHOWAのマシンを納車しましたYO

セロー225 ツアラー化計画始動!

いやぁ〜、買っちゃいましたね、ずっと軽いオフ車が欲しかったので感無量でございます。

しかし、残念ながら北海道は既に雪が降っているので、本格的に乗れるのは来シーズンからですが、、、だったら「冬の間に色々カスタムしちゃえ」と思った次第です。

ちなみに僕のカスタムってのは「マフラーを変えて、エンジンの設定も変えて、過激なマシンにしちゃうぜ?」ってなオラオラ系カスタムではなく、セローちゃんと旅を楽しむための「ツアラー化カスタム」でございます。

ってことで、これから全3回にわたって「セロー225 ツアラー化計画」を連載しちゃいますYO

 

来シーズンに向けてカスタムするぞ〜!

今回のカスタム内容:ミラー・ヘルメットロック・シート

さて、記念すべき第1回目のカスタム内容は「ミラーを可倒型にする、ヘルメットロックを付ける、シートを快適にする」の3点でございます。

具体的には純正ミラーを「RALLY690」に変更、それから「POWER ヘルメットホルダー」を装着、シートに「MINERVA ダブルシートカバー」を被せるという内容で、もちろん全てラフロ製品ですYO

 

これが「Rally690」です
これが「POWER ヘルメットホルダー」です
こちらが「MINERVA ダブルシートカバー」です

RALLY690の特徴・取り付け

僕はセローちゃんで林道ツーリングをしたいので、つまりはオフロードを走るわけです!

となると、オフ初心者の僕はまず間違いなく、、、何度かお転びなる予定なので、、、そんな時はミラーがポキっと逝っちゃう可能性があるわけです(プラス僕の心も逝く予定です)

、、、なので、林道に入る前にミラーが折れないように折り畳みたい、要は「可倒式のミラー」に変えたいわけですが、これが「RALLY690」ってわけです。

ちなみにRALLY690は単に可倒式のミラーというわけではなく、見やすい丸型で微妙な位置調整ができて、しかもコスパが良い!という特徴もありますYO

 

林道に入る前に折り畳めるミラーです

RALLY690の取り付け

RALLY690はミラーとしては一般的な「10mmネジ」に対応しているので、少なくても国産マシンなら純正ミラーを外して付け替えるだけです♪

ちなみにセローちゃんも含めてYAMAHA車は右側が逆ネジ(半時計回しで締め込む)になってるケースが多いですが、ちゃんと逆ネジ仕様があるのでご安心を

 

YAMAHA車向けに逆ネジ仕様があります

ってことで、愛車に対応するRALLY690をゲットしたら、まずは純正ミラーを外しちゃいましょう。

ちなみに僕のセローちゃんのミラーは14mmのスパナで簡単に外れましたYO

 

セロー225の純正ミラーは14mmのスパナで外せます
純正ミラーを外しましたYO

お次はいよいよRALLY690の取り付けですが、まずはミラーのネジ穴に手動でクルクルと入れて、最後は17mmのスパナで仮留めしましょう(スパナは2つ必要です)

特に何も気にする必要がない簡単な作業ではありますが、頭では「右側は逆ネジ」と分かっていても、笑顔で時計回りにネジを回して「あれ?ネジが入れないYO、、、」と数回凹んだ僕です(汗)

 

取り付けには17mmのスパナが2つ必要です
クルクル〜っとミラーのネジ穴に入れていきます(右側は半時計回し)

左右のミラーを入れ込んだら蛇腹のゴムパーツをめくって、内部が見れるようにします。

ここからは2本の17mmスパナを使って、説明書記載の手順通り「ボディロックナット、ボディボルト、ハウジングロックナット、ユニバーサルハウジング、ピンボール」を締めたり緩めたりしながら、ミラーの動きや可倒時の向きなどを決めていきます。

基本は一つのスパナで動かさない場所を固定しながら、もう一本のスパナで動かす場所を回します、、、が、これがカスタム初心者の僕には中々難しい作業でした(慣れしかありません)

ただし左右いずれかが出来てしまえば、もう片方は余裕ですYO

 

蛇腹のゴムパーツを外すと内部が見えます
2本のスパナを使って調整していきます
作業は慣れるしかありません

諸々の調整が完了したら蛇腹を元の位置に戻して、バイクに跨りミラーを見やすい位置に調整します。

この時ミラーの後ろにある2本のネジを緩めると、ミラーを左右にずらすこともできますYO

 

ミラーをベスポジに調整しましょう
手で簡単に調整できますYO
ここの2本のネジを緩めると左右に動かせます

 

これで転んでも大丈夫?

まず大前提として、もちろん転びたくはないですが、、、でも林道で万が一こけても、ミラーが折れる心配がない!ってのは心理的アドバンテージが大きいですね♪

林道の入り口でミラーをシュパっと畳むだけなので、全然面倒ことはございません。

そして実は奥様もセロー250に同じRALLY690を付けてたりします(夫婦でお・そ・ろ・い)

 

いい感じに取り付けできました♪
奥様のセローちゃんもミラーがRALLY690

POWER ヘルメットホルダーの特徴・取り付け

さて、お次はあると便利な、、、というより僕的には無いなんてあり得ない!ヘルメットロックでございます。

ツーリング先でヘルメットを持ちながら歩くのが大嫌いな僕としては、何よりも真っ先に取り付けたいパーツでしたが、流れでミラーの次になってしまいました(どうでもいい話)

実は僕のセロー225にはヘルメットロックが付いているのですが、場所的に使い勝手がイマイチなので、、、そこで!ラフロの後付けヘルメットロック「POWER ヘルメットホルダー」の出番ですYO

これはフレームやハンドルにヘルメットロックを追加できるアイテムで「19.5~22.2φ対応のPR210」それから「22~32φ対応のPR211」それからM6ボルトで固定する「PR212」の3種類があって、それぞれメッキとブラックの設定があります。

 

純正ヘルメットロックは小物入れやグラブバーと干渉して使い勝手がイマイチ(汗)
好きな場所に後付けできるヘルメットロックです!

POWER ヘルメットホルダーの取り付け

POWER ヘルメットホルダーの取り付けは至って簡単で、フレームやハンドルのお好みの場所を本体と後ろ側の部品で挟んでネジで固定するだけです。

ちなみに先に記載したように「対応径」によって型式が違うので、予め取り付けたい場所の径をノギスなどで測ってから購入することをおすすめします。

 

矢印の本体と後ろ側の部品でフレームやハンドルを挟んで固定します
例えばハンドルに固定する場合の図

僕は今回一般的にヘルメットロックが付いてる場所「サイドカバー付近のフレーム」に取り付けることを決めたので、早速ノギスで測定したところ「20φ」だったので「19.5~22.2φ対応のPR210」を入手しました(色はブラック)

 

ここにキ〜メタ♪

ってことで、早速ネジをクルクル回したら、本体の位置が微妙にずれていたので「あら、ちょっと修正しないとね♪」とネジを抜こうしたら、、、!!??、ネ、ネジが抜けない?ってかドライバーが回せないYO、、、ってな事態に遭遇しました(涙)

実は付属のネジは、通称「ワンウェイネジ」と呼ばれている、盗難防止措置が施された殊殊ネジで、具体的にはネジを締めることはできるけど、外すことはできないネジなんです(外す際にドライバーが引っかからない)

つまりは一度ネジを締めてしまうと、お高い特殊工具を使うか、破壊覚悟のパワープレイでしか外せない仕組みです、、、ってことを僕は知らなかったので、これはやっちまいました(涙)

 

締められるけど外せないネジです

あ〜僕は何てことをしてしまったんだ、、、と、半ベソ状態で伊藤家の食卓で学んだ「ゴムを介してネジを回す方法」を試してもダメ、グリスを塗りたくって外す方法もダメ、、、最後は偶然にもネジの形にピッタリな電光ペンチで無理やりネジを回して、、、ほぼ色々破壊して、、、なんとか外せましたYO、、、

そして僕は悟りました!なるほど!これは確かに盗難できないわ!

だって、盗人の一番嫌いなものは「手間と時間」だから、確かに最終的にパワープレイで外すことはできたけど、こんなに手間と時間をかけて外すなら、他の獲物を漁った方がスマートだわ、、、とやけに具体的に盗人の気分を味わった僕なのでした。

確かに仮にこれが普通のネジだったら、簡単にヘルメットを盗めてしまうわけで、、、ある意味「POWER ヘルメットホルダーの防犯能力は高い」ということを身をもって体験した次第です。

 

伊藤家の食卓法はダメでした
グリスを塗りたくってもビクともしません
電光ペンチで無理やり回すパワープレイに突入!
ほぼ破壊して外せました(涙)

さて、気を取り直して心機一転!新たにPOWER ヘルメットホルダーを手に入れた僕は、同じ過ちを繰り返さないために「取り付け位置確認用」として普通のネジをホームセンターでゲットしましたYO

要は一度普通のネジで取り付けてみて、場所的に問題はないか?本体のグラつきはないか?をチェックした上で本番取り付けスタート!という流れにしてみました(この方法をおすすめします)

 

まずは普通のネジで取り付けチェックをしましょう

ちなみに本体がグラつく場合は付属の薄い方、もしくは若干厚みのあるゴムスペーサーを噛ませる必要があるので、こちらも一度チェックすることをおすすめします。

そして本番の取り付けは、なるべく太めのマイナスドライバーを使うとワンウェイネジが回しやすいですYO

 

グラつく場合は付属のゴムスペーサーを噛ませましょう
ワンウェイネジは太めのマイナスドライバーが締め込みやすいです
自分へ、外せないから慎重に作業してね、、、
で、できた、、、涙

専用の鍵で簡単にロックできます♪

無事にヘルメットロックを装着したところで、早速Myヘルメットをロックしてみました。

ちなみに操作は至って簡単、付属の鍵(2本あります)を鍵穴に入れて、時計回りに回すとフックが外れるので、そこにヘルメットのDリングを引っ掛けて、フックを元の位置に押し込みながら鍵を半時計回りに回す、、、これでロックされます!

 

鍵を入れて時計回りに回す:フックが外れる
フックを元の位置に押し込みながら鍵を半時計回りに回す:ロック
ヘルメットのDリングをフックに引っ掛けてロック

いやぁ〜、予想外に色々苦労しましたが、やっぱりヘルメットロックは便利ですね!

しかも、ちょっとやそっとでは盗まれないと分かっているので(遠い目)愛車にヘルメットロックが付いていないライダー、もしくは付いてても僕のように場所がイマイチ、、、ってなライダーは、是非導入を検討してみてはいかがでしょうか?

 

あると無いとでは雲泥の差です!

MINERVA ダブルシートカバーの特徴・取り付け

納車直後にセローちゃんで近所の富良野・美瑛を走っている時に「あれ?何だかケツが痛いYO」と思ったのですが、考えてみれば超快適なGSのシートに慣れているので、セローちゃんの細いシートでのツーリングはキツそう、、、なので、快適にする方法はないのかな?

っと思っていたら、ラフロにありました!それはシートに「MINERVAのダブルシートカバー」を被せることです!

これはメッシュのシートカバーなので、本来は夏の暑い時にシートとお尻の間に風が通り抜けて気持ちぃ〜ってな代物ですが、名前通りメッシュ素材が「ダブル」になっているので「ケツ痛軽減効果」も期待できそう!と思って入手しちゃいました。

しかも、メンテ音痴、カスタム初心者の僕としては「取り付けはシート被せるだけでOK」という手軽さに何より惹かれた次第です。

 

ケツ痛対策はツアラーの嗜み!

MINERVA ダブルシートカバーの取り付け

POWER ヘルメットホルダーの取り付けが至って簡単♪と言いながら、相当手こずってしまったので、、、もはや信じてもらえないかも知れませんが、、、MINERVAはマジで本当に簡単です(きっぱり)

だって、愛車のシートを外して被せるだけですから、特別なスキルも工具も不要でございます。

ってことで、まずは愛車のシート形状に合わせて「M or スリム」の2種類のサイズを選ぶ必要がありますが、オフ車は基本スリムを選びましょう!

 

Mと記載されていますが「スリム」です

まずはカバーを広げて、シートのどの辺りに設置するか決めてから作業しましょう。

ちなみに「MINERVA」のロゴがある方が裏面(シート側)で、ロゴがない方が表面(ライダー側)なのでご注意を!

 

こちらのロゴがある方が裏面(シート側)です
この向きで被せます(ロゴがない方が表面(ライダー側)です)

お次はカバーの裏面にあるゴムロープをシートに通して、テンションをかけて固定していきます。

2箇所にある黒い留め具をギュッ!と潰すとロープがフリーになるので、あとは張りを調整して離せばロックされますYO

 

カバー裏面のゴムロープをシートに通します
ゴムロープを適度に張って固定します
黒い留め具をギュッ!と潰すとロープがフリーになります

あとはシートを元通りにはめれば完成!なのですが、これが車体ごとの個体差によって、うまくいかない場合があります。

具体的にはロープや留め具がシート下スペースやフレームに干渉してしまって、うまくシートがはまってくれません、、、実際僕もこの現象に当たりましたが、何度かロープの張りや留め具の位置を調整したところ、最終的には綺麗にはまってくれました♪

 

シートがはまらない時はロープの張りや留め具の位置を微調整しましょう
これで完成です!

予想以上にケツ痛軽減効果があるかも?

残念ながら北海道は既に積雪があるので、実際に走っての感触ではないですが、跨った感じでは予想以上にケツ痛軽減効果がありそうでした♪

カバーが固過ぎず柔らか過ぎず、ちょうど良い感じですYO

それとセローの場合はシート前方に寄せ気味で被せないとシートがはまらなかったので、お尻がカバーからはみ出ないか心配でしたが、結果としては全く問題なくお尻を覆ってくれましたYO

 

お尻がはみ出ることなく、良い感じの座り心地です♪

これからどんどんツアラー化していきます!

ぶっちゃけ今までカスタムには全く興味のなかった僕ですが、それは「バイクはノーマルが一番美しい」という独自の美学があるからです。

しかし、今回のような「ノーマルのスタイルを崩さないお手軽カスタム」なら、俄然やる気が出てきしましたYO

何より楽しいので、引き続きセローちゃんをツアラー化させていきたいと思います(次回に続く)

 

次はリアBOXにチャレンジしますYO

動画でも詳しく解説しています